小4の夏休み。
長期休み恒例のクラブ内の大会だ。
今度はグリーンボールの大会に参加した。
参加している子はグリーンボールクラスのスクール生だ。
しかし、その中に見慣れない女子の名前がいた。
ちょっと気になったので試合を見てみた。
大きい。
—— 6年生じゃないのか?
小学生とは思えないようなボールをバシバシ打っていた。
—— こんな子、どのクラスにいるのだろうか?
レゴが言った。
「あ、2組の〇〇だ」
—— えっ!同級生?小4?
この子だけ次元が違った。
圧倒的な強さで優勝してしまった。
この子は試合が終わたびに、運営をしていたコーチに試合内容を報告していた。
報告している姿はまるで部活のようだった。
この子はジュニアの選手クラスに所属していた。
レゴと同じクラスの保護者から聞いて、初めて選手クラスの存在を知ったのだ。
この女の子をマリと呼ぶことにする。
マリはコーチ陣から期待されているジュニアとのことであった。
レゴと同じ学校、しかも同級生にこんな上手な子がいたとは驚きだった。
—— それにしても選手クラスとは何だろう?
—— レゴが入っているクラスとは何が違うのだろうか?
選手クラスに興味が沸いた。
ちょうどこの時期、1時間で週2回程度のレッスンでどのくらい上手になるのか疑問に思っていた時だった。
ここから競技ジュニアテニスへの道が始まったのかもしれない。
少し先になるが、レゴとマリはライバル同士になる
ブログランキングに参加しています
応援よろしくお願いします <(_ _)>