伊達公子選手が引退会見を行いました。
プロスポーツ選手で二度も同じ競技でキャリアを過ごした選手はそういないのではないでしょうか。
それも10年以上のブランクが空いてですからね。
テニスでは後にも先にも伊達さんくらでしょう。
偉大なテニスプレイヤーです。
1996年のウィンブルドン準決勝での女王グラフとの対戦。
当時、テニスに全く興味がなかった私でもNHKの中継を観た記憶があります。
二日間に渡る死闘は歴史に残ります。
伊達さんは会見の中で、40歳になっても世界のトップ100で戦えた要因は「ライジング」と分析しています。
パワーとスピードが決め手となる現代テニスにおいても、ライジングで早い展開で対抗することができたとのこと。
ただ、そのためには足が重要だったと振り返っています。
その足を痛めたことが引退を決意させたのでしょうね。
伊達さんはほど「お疲れ様でした」という言葉が似合わない選手はいないですね。
12日のジャパン女子オープンが残っています。
奇跡が起こることを願っています。
それにしても、引退会見を観ていると本当にテニスが好きなんだなというのがよく分かります。
本人は否定していますが、三度目のキャリアもあるんじゃないかな(笑)