先日、選抜クラスの父母会がありました。
父母会といっても、子供も一緒に参加します。
上は高校2年生から下は小学3年生まで、親子が勢ぞろい。
大会の結果報告や今後の予定や方針の話がありました。
全日本に出場しているジュニアの親御さんの話も聞けて、とてもいい機会になりました。
その中で高校1年生のT君の話がとても印象に残りました。
それは受験です。
中3は高校受験で練習があまりできなかった。
受験が終わって再開しても、いまだにそのブランクが埋められずに苦しんでいるとのこと。
ライバルとの差がひらいてしまった悔しさを話してくれました。
T君は勉強して自力で超有名な進学校に入りました。
テニスの実力も小学生の頃から全国レベル。
このくらいの実力だとテニスのスポーツ推薦で入ることもできたと思うのですが。
自分が本当に入りたい高校に行きたかったのでしょうね。
まさに文武両道のお手本みたいな子です。
SHUNには絶対真似できそうにないな・・・
T君自身も親御さんも、受験が終わってまた本格的に練習すればすぐに元に戻るだろうと思っていたそうです。
でも実際は思ったように勝てない。
中学生の時に必ず勝てていた相手にも負けてしまう。
きっとT君の実力は元に戻っていても、受験でブランクがあった期間にライバル達は練習して差が開いてしまったのでしょう。
どうやったら以前のように戦うことができるのか。
とても悩んでいました。
お母さんも苦しんでいるT君を見ているのが辛いとおっしゃっていました。
受験との両立
受験は避けて通れないものです。
例え高校受験がなくても、その代わりに中学受験があります。
どっちの期間を受験で犠牲にするかの違い。
レゴは中学受験は99%しないと思います・・・
内申点による推薦やスポーツ推薦なら一般入試よりは早く決まります。
その分、復帰も早くなる。
テニスでのスポーツ推薦となると、きっと全国レベルが必要でしょうね。
とても壁が高い。
内申点での推薦となると、授業態度がよく、宿題を必ずやり、生活態度もきちんとし、積極的に校内の行事に参加するということになります。
当然、中間テストや期末テストでいい点を取らなければならない。
結局、普段からしっかり勉強していないといけませんね。
いつも参考にしているテニスコーチング稲本昌之氏のブログでも、受験問題についての投稿がありました。
特に高校受験はほぼ全員がすることになります。受験前の半年でもテニスを辞める、もしくは練習量を著しく減らしてしまうと、ライバルとの差は一気に開いてしまうケースが多いです。早くから勉強も計画的に始めておいて、中3の夏以降も週3ペースで選手コースに通ったジュニアは、テニスのパフォーマンスもランキングも落とさずにすみます。ですが週1とかに減らすと、ライバルとの差は開き、モチベーションも下がり、テニスから離れていくケースもあります。ですから中2の途中からは受験を視野に入れて勉強をし、中3でもテニスを辞めなくて良いようにアドバイスしていました。
早目に受験の準備をしておくことが重要。
普段から受験を意識した勉強をするということ。
要するに
毎日しっかり勉強する
誤解のないように書いておきます。
前出のT君が受験して入った高校は超難関高なので、テニスを犠牲にしてまで勉強する必要があったのだと思います。
当然毎日しっかり勉強していたと思います。
それくらい入るのが難しい高校です。
どのくらいのレベルの高校を目指すのかによっても変わりますね。
テニスをどこまでやるのか?
大学はどうするのか?
高校の先も見据えて考える必要があります。
うーん、難しい。
レゴにとっては少し先の話になりますが、でもあっという間にこの問題に直面する日がやってきそうです。
まずはへたっぴなテニスをなんとかしないとね。