野球脳パパのジュニアテニスブログ

12歳の息子のジュニアテニス生活を綴ります。錦織圭や大坂なおみなどプロテニス選手の動向も紹介します。

ダブルスは心臓に悪い


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県ジュニアでヒヤヒヤしながら観ていたのがダブルスの試合でした。

とにかく心臓に悪い!

そのくらい接戦が多かったです。

 

ダブルスの本戦はシングルスと同じ3セットマッチ。

ただ、3セット目のゲーム方式がシングルスとは違います。

スーパータイブレーク方式です。

シングルスでは通常の6ゲームマッチで、6-6になると7ポイント・タイブレークに突入します。

ダブルスはそれとは異なります。

3セット目はいきなりタイブレークから始まります。

それも7ポイントではなく10ポイントのタイブレークです。

通称スーパータイブレークと呼ばれています。

正確には「10ポイント・マッチタイブレーク」です。

 

ただでさえタイブレークに突入すると観ている方は緊張します。

(選手はもっと緊張していると思いますが)

これが10ポイントになると緊張する時間が長くなります。

さらにダブルスだと、自分の子供がミスしないかとかヒヤヒヤもんです。

 

 

私はペアのS君のお父さんと並んで座って観ていました。

ミスした方の父は「あっ!」とか「バカ!」とか「またやった」とか「すいません」とかお互いブツブツ言ってました(笑)

3セット目のスーパータイブレークはちょっとしたミスが勝敗を左右します。

それだけに親も祈るような気持ちで観ています。

内心は「レゴのミスで試合終了だけは勘弁」みたいな。

ダブルスはペアの親御さんとは近くにいるべきじゃないですね。

でもいいプレイが出ると一緒に盛り上がれるので、それはそれでいいのかも。

 

大きな山場となった試合がありました。

セットカウント1-1で、スーパータイブレークまでもつれます。

いきなり1-6と大きくリードされました。

しかしレゴペアは冷静でした。

10ポイントまであるから大丈夫だと2人で励ましあっていたようです。

スーパータイブレークの練習を何回かしていたので、それが良かったのかもしれません。

 

ここで相手ペアの1人の選手が勝ちを意識してしまったのか、明らかに縮こまっているのがわかりました。

レゴペアもそれに気づいたようで徹底的に狙っていました。

そこから一気にまくって9-6と逆転します。

あと1ポイントで勝利!

ペアのS君のサービス2本。

これはもう勝ちは間違いないだろうと思いました。

 

S君、ダブルフォルト2連発・・・

 

普段ダブルフォルトなんてほとんど見せたことがないS君。

常に落ち着いていてメンタル超強いS君。

明らかに体に力が入っていませんでした。

4本のサーブを全部ネットにかけました。

ダブルスって恐ろしい・・・

 

S君のお父さんはどんな表情をしていたのか。

さすがに顔を見れません。

2人とも無言でコートを見つめていました。

 

相手にサービスが移り、S君がリターンミスして9-9になりました。

明らかにS君のメンタルが崩壊しています。

ここでコートチェンジ。

レゴはベンチで一生懸命S君に話しかけています。

 

19ポイント目。

レゴのリターン。

リターンしてから後衛同士の長いラリーが始まります。

30回くらいクロスラリーが続きました。

前衛の2人はこの緊迫したラリーに割って入ることができません。

ここでポーチに入ってミスすると相手のマッチポイントというまさに勝敗の分かれ目。

さらに前衛の2人はメンタル低下中。

金縛りにでもあったかのようでした。

 

長いラリーの末、相手のボールが長くなりました。

レゴは冷静に「アウト」とコール。

レゴはすぐにS君のところに行きタッチ。

S君に少し笑顔が戻ります。

これで10-9。

 

20ポイント目。

レゴのサーブ。

私は心の中で「ここで決めろ!」と叫びました。

それが通じたのか。

レゴの全力のフラットサーブ。

まさに会心の一撃!

相手のリターンは大きくアウト。

 

レゴとS君は笑顔でハイタッチ!

父2人はがっちり握手!

S君のお母さんは泣いてました。

それだけしんどい試合でした。

 

試合後、コートチェンジの時に何を話したかレゴに聞きました。

「俺が2つ決めるから大丈夫」

とS君に言ったそうです。

そして10-9になった時にタッチしに行った時は

「次で終わらせるから」

と。

 

イケメン発言!

なんと頼もしい!

レゴはダブルスになると本当にメンタル強くなります。

 

どうしてシングルスになるとそのメンタルが出てこないのかと思う父でした・・・