野球脳パパのジュニアテニスブログ

12歳の息子のジュニアテニス生活を綴ります。錦織圭や大坂なおみなどプロテニス選手の動向も紹介します。

ジュニアテニスカースト


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これはレゴが仲のいいK君の親御さんから聞いた話です。

 

冬休みにK君がテニス合宿に参加した時のこと。

関東全域の各クラブの有望な選手が集まっていたそうです。

 

その合宿でK君はある子からいじめにあったそうです。

 

「合宿に参加している選手の中でおまえが一番ランキングが低い」

「俺はそんな下手クソと一緒に練習したくない」

「ここにいるな。早く帰れ」

 

このような暴言を食事中や練習中に言われ続けていたそうです。

K君はこの合宿でショックを受けてしまい、1ヵ月の間、ずっとテニスしたくないと言っていたそうです。

 

言った子は確かに強く、ランキングも高い。

でもこんな暴言を吐いていいわけがありません。

スポーツ選手としてあるまじき行為です。

子供たちはランキングをとても気にします。

誰君よりも上とか下とか。

初めて試合する相手の場合、どのくらいのランキングか確認する子も多いです。

テニスの実力での上下関係を把握するためのもになってしまっています。

 

大会では同じようなランキング(=実力)の子同士で固まっていたりすることが多いです。

ランキングが近いと試合で戦うことも多いので、自然とそうなっていくのかもしれません。

ランキングによって階級や序列ができているみたいな感じがします。

スクールカーストならぬ、ジュニアテニスカーストみたいな。

これは決していいことではありません。

 

そこでさらにタチの悪いのは、ランキングでマウンティングすることです。

マウンティングという言葉は、最近若者の間やネットでよく使われていますね。

自分の優位性を強調して、常に自分が上の立場にあることを相手に示すことです。

そしてそれがエスカレートすると、K君が合宿でされたようなことになるのでしょう。

 

レゴが所属する関東テニス協会では、各地で開催されている公認大会の結果によってポイントを取得し、それによって毎月ランキングが変動します。

このランキングによって公認大会、各都県のジュニア大会や小学生・中学生大会の出場資格、さらにシードやドローが決まります。

なので親もこのランキングを上げるために必死になってしまうのです。

 

そして親同士の間でもランキングでのカーストがあったり、マウンティングがあったりするということも聞きます。

子供は親のそんな行為を見て、それを子供の世界にも持ち込んでしまうのかもしれません。

このランキング制度によって親もクラブも勝利至上主義になっていき、イモりや威嚇行為などへ発展していると私は考えています。

 

今、日本テニス協会はこの関東のランキングモデルを全国に採用し、全国統一のランキング制度を作ろうとしています。

それがJPIN(JTAジュニア選手登録)制度です。

このJPIN制度の整備が始まりつつあります。

 

しかし、JPINを本格運用する前に今関東で起こっている問題にしっかり目を向けて、しっかりしたルール作りを行い、選手、保護者、クラブへの教育を徹底してほしいです。

ジュニアテニス選手の誰一人とも、K君のような被害者を出してはいけません。

そして加害者も出してはいけません。

 

自分自身も気をつけないといけないと気づかされた事件でした。