野球脳パパのテニス雑記帳

素人目線でテニスについて思ったことを書いています。ジュニアテニスでお困りの時は記事検索してみてください。

メンタル崩壊

昨日はレゴ所属クラブ主催の10歳以下グリーンボールの大会。

春休みということもあってか40人以上がエントリー。

4人または3人の予選グループリーグ戦後、順位別トーナメント。

やはり所属クラブの子が多く、必ず各グループに1人いるような感じ。

 

年明けから出てきた外部の大会では同じ所属クラブの子は出ていなかったので、始まる前から一緒に楽しそうにアップしたり、壁打ちやったり、テンション上がりっぱなしのレゴ。

こういう時には必ず何かが起こるので、こちらとしてはちょっと不安がよぎります。

 

予選の初戦は同じくらいの女子。

病み上がりもあってか見事なくらい身体が動いていない。

DFなどあり、1ゲーム目をあっさりブレイクされる。

本人も「やべー俺全然動けてねー」っていう表情をこっちに何度も見せる。

 

相手はしっかりコントロールしてくるレゴの苦手なタイプの女子。

レゴは動けてないなりに自分もコントロール重視に切り替えて慎重に試合を進め4-2で勝利。

焦らないで自分の状態の悪さを冷静に分析し試合を進められたのは、これまでの実戦経験の成果かな。

 

2試合目の相手はまだ初心者だったので4-0で勝利。

そして問題の3試合目。

勝った方が1位トーナメント進出。

よく色んな大会の上位にいる小3くらいの男の子。

鋭いストロークをビシビシと打ってくるタイプ。

レゴにとってこれまでの練習と試合の成果を試せるちょうどいい相手だなと思い楽しみでした。

 

序盤、予想外の2ゲーム連取。

お互い鋭いストロークの打ち合いとなり、レゴがやや打ち勝っていた感じ。

3ゲーム目も40-15となりこのゲームを取れれば勝ちが見えてくるなあと思っていたらブレイクされる。

 

そしてその日最大のポイント、4ゲーム目の30-30。

私は気づかなかったのですが、どうやらレゴがガットを直している時にサーブを打たれたようで慌ててリターンミス。

そこから動揺してしまいそのゲームを落として2-2。

さらに相手のガンガン打ち込んでくる攻撃的テニスの気迫に飲み込まれ戦意喪失。

5ゲーム、6ゲームと1ポイントも取れず2-4で終了。

6ゲーム目なんかは、まだ0-40なのにゲームセットだと勘違いして握手しに行き、まだ終わってませんと言われる始末。

 

こちらから見ても明らかに5ゲームから様子がおかしかったんだけど、その時は何でなのか私は分からなかった。

ちょっとしたことから心が乱れ相手の気迫に押しつぶされてしまったレゴ。

 

もう無理絶対勝てない

 

と思ってしまったらしく完全に

 

メンタル崩壊

 

序盤もリードしてたとはいえ、きっとギリギリのところで戦っていたんだろうね。

それが一気に崩れてしまった。

 

試合中に声を「くそー!」とか「よし!」とか大声出しながらプレイする子やずる賢い子には弱いレゴ。

だだ、今回はそういうのではなかった。

気迫あふれるプレイに圧倒されたのは初めて。

相手は大声出していたわけじゃない。

闘争心を全面に出して攻撃的なテニスをしていただけ。

 

ガット修正中に打ってきたのもわざとじゃないと思う。(自分が見ても紛らわしい時あるのでこれはまた別の対策が必要)

ただ、そこで一言言えるような勇気は身につけてほしいなあ。

 

この数ヶ月で技術面は格段に成長したけどメンタルはまだまだだなあと実感した試合でした。

結局2位トーナメントへ。ここでもまた色々あったのですが、それはまた後日書きます。