野球脳パパのテニス雑記帳

10年間息子のジュニアテニスに寄り添ってきた父の目線でテニスについて思ったことを書いています。ジュニアテニスでお困りの時は記事検索してみてください。

サーシャの教え

本屋で思わず手にとってしまいました。

 

 

心を強くする 「世界一のメンタル」50のルール

 

著:サーシャ・バイン

 

そうです。

大坂なおみ選手のあのイケメン(前)コーチ。

サーシャコーチが書いた本です。

 

夏休みに突入したばかりの時。

ちょうどレゴのメンタルについて悩んでいた時にこの本に出会ってしまいました。

即、購入。

自己啓発本によくある「こうすべきだ」というルールが50項目書かれています。

サーシャコーチ自身の体験や大坂選手との取り組みを基に書かれています。

7年間ヒッティングパートナーを務めたセリーナ・ウィリアムズ選手も結構登場します。

 

前半はテニスのコーチとして、どのように選手のメンタルをコントロールしていくかが書かれています。

後半は一人の人間として、自分のメンタルをどのようにコントロールしていくかが書かれています。

テニスだけではなく、自分の生活や仕事にも役立つことが書いてあります。

 

この中に書かれているあるルールをレゴの試合で実践し、夏休みの公認大会でそこそこ成果を出すことができました。

よくテニスのコーチが言うこととは反対のことが書いてあったりします。

極端な例かもしれませんが

「ラケットを折れ!怒りはためずに吐き出す」

ラケットを折ってもいいということではなく、試合中に出てくる怒りの感情は溜めずに吐き出すことで冷静さを取り戻すということです。

 

一般論としてテニス選手は「こうあるべきだ」ということが当てはまらない選手にはいいかもしれません。

レゴもその一人です。

おそらく大坂選手も当てはまらなかった選手なのかもしれません。

特にネガティブになりやすい選手(ジュニア)や大人にはいいと思います。

 

この本は2通りの読み方があります。

ひとつはメンタルをどうやって強くするかということを考えながら読む。

もうひとつはサーシャコーチの生い立ちや選手との関係を通しての彼の人生観を知ること。

 

そしてこの本からにじみ出ているものがあります。

それは大坂なおみ選手への未練。

そのような文章が所々に出てきます。

まるで恋人からいきなり別れを告げられた男のようです。

これだけ読むと、一方的に大坂選手サイドから契約を切られたのだと思ってしまいます。

真相はわからないですが・・・

 

 

 

自分にものすごく響いたルールがこれです。

 

肉体を鍛えてしまえばメンタルも強くなる

 

確かにサーシャコーチは筋肉ムキムキのマッチョですね。

まずは自分のメンタル強化のためにも、ブヨブヨになってしまった私の身体をどうにかしないと・・・