野球脳パパのテニス雑記帳

10年間息子のジュニアテニスに寄り添ってきた父の目線でテニスについて思ったことを書いています。ジュニアテニスでお困りの時は記事検索してみてください。

昇格で立ち直り

新年早々ひどい試合をした翌日。

レゴはショックをひきずり、モチベーション駄々下がりの中クラブの朝練へと向かう。

 

でも朝練が終わってクラブハウスに戻ってくると妙に明るい。

今月からひとつ上のクラスに昇格することが決まったとのこと。

このクラスは公認大会で常に上位に入り、全国ジュニアで関東大会出場を本気で目指していくレベル(すでに出場している選手もいる)。

 

親からするとかなりの想定外。

目立った実績などないレゴがなぜ?

ポイントも雀の涙程度。

しかもこの1カ月は試合どころかテニスができなかった。

何か裏があるのだろうか?

無言のプレッシャー?

いずれにしても親は戸惑うばかり。

本人はそんなことお構いなしに浮かれている模様。

 

 

次の日、練習を見学していたらヘッドコーチが私のところに近づいてくる。

コーチの表情が険しい。

うわー何言われるんだろう。

「レゴにはとにかく試合をたくさんさせてください」

 

真意はこう。

選抜クラスに入って4カ月。

基礎はだいぶ固まったとのこと。

テニスはかなり良くなっているらしい。

確かに素人の私から見てもフォームなんかはかなり綺麗になった。

 

しかし試合では思うように成績が残せていない。

これは試合経験の少なさに尽きるとのこと。

今のジュニアは3年生、4年生でかなりの試合経験を積んでいる。

早い子は1年生、2年生から。

それに対してレゴは4年生の終わりからボチボチ出始めた程度。

いくら練習で技術が追いついてきたとしても、試合経験によるメンタルと戦術の差はなかなか埋まらない。

 

早生まれとは言っても4月からもう6年生。

あまり悠長なことは言ってられない。

今年は他の子の倍は試合をするという気構えでのぞんでほしい。

クラスも強い子と一緒に練習やマッチ練ができるように上げたとのこと。

 

私もこの数か月、何で勝てないんだろうとずっと悩んでいました。

それなりにいい試合はできるようになったのに。

でもいつも勝ち切れない。

勝ち方を知らないからなのかもしれない。

 

 

期待とプレッシャーが入り混じっている昇格。

いや、プレッシャーの方が大きいか・・・

 

 

浮かれているレゴにはやんわりと釘を刺しておきました。

あまりプレッシャーをかけても逆効果になるし。

 

 

まず1月、2月はたくさん試合ができるように草トーや外部のマッチ練を中心に組んでいこう。

 

ちょうど1年前にも同じようなことを言っていたような気がするけど。

去年たくさん試合したつもりだったけど、全然足りなかったということかなのでしょう。