野球脳パパのテニス雑記帳

素人目線でテニスについて思ったことを書いています。ジュニアテニスでお困りの時は記事検索してみてください。

フォアハンドの修正

昨日、レゴに最近どんな練習をしているのか尋ねました。

レゴはクラブを移籍してから一人で電車に乗ってクラブに通っています。

私は迎えに行くことはなくなり、練習を見る機会がかなり減りました。

たまにどんな練習をしているのか、何を意識して練習しているのかを確認しています。

 

11月はサーブの改善に取り組んでいました。

課題はフラットのファーストサーブでした。

スピンやスライスなど色々試してきましたが、結局は速いサーブがポイントや主導権を取りやすいという結論に至ったみたいです。

コーチからもレゴは肩甲骨の可動域が広く腕をムチのようにしならせることができるので、体格以上に速いボールを打てると言われていました。

簡単に言えば肩回りが柔らかのです。

野球でも速い球を投げる投手は肩甲骨の可動域が広い選手が多いです。

練習では特にトスの高さと打点の位置の調整をしていたようです。

その結果、フラットサーブのスピードと成功率が上がってきたような気がします。

 

そして12月は、レゴの最大の課題であるフォアハンドにメスが入ったようです。

ではどのような修正が入っているのか?

厚い当たりにする

レゴはテイクバックが大きく、肘が下がってラケットヘッドが下がっていました。

この状態でトップスピンをかけてもボールをこすってるだけになり、力のあるボールが打てていませんでした。

そこで肘を上げてラケットヘッドを立てるように指導が入っているようです。

こうすることでボールに対してラケットが垂直に当たるようになり、ボールの威力が増し、スピンの回転量も増えることになります。

いわゆる厚い当たりというやつです。

えっ、今更それ?って思われる方もいらっしゃると思いますが、ようやくそれなんです。

そのくらいレゴのフォアハンドはお粗末な状態でした。

 

もっと早く修正すれば良かったのでは?と思われる方もいらっしゃると思います。

レゴは本当に非力で腕と手首が細く、筋肉もほとんどありませんでした。

厚い当たりに耐え得る腕の力がなく、例えその状態で打ったとしてもすぐに怪我をしてしまうというのが移籍した時のコーチの判断でした。

移籍して半年間、それに耐えられるような練習と身体づくりをしてきました。

そしてコーチがもう大丈夫だという判断をし、ようやくフォアの本格的な改造が始まったというわけです。

 

レゴは劇的にボールがコートに収まるようになったと言っています。

ただ、私はまだ見ていません。

これからの試合でどのような変化が出るのか楽しみではあります。

ただ、それが安定するまでは時間を要すると思います。

あせらず3月の県ジュニアまでに安定してくれればいいいかな。

そうなれば少しは期待が持てるかもしれません。