「テニスはお金がかかる」
一括りにしてしまうと誤解が生じます。
正確には
「競技テニスにはお金がかかる」
でしょう。
週一のクラブレッスン程度はそてほどお金はかかりません。
スイミングスクールと同じくらいでしょう。
それが競技テニスの世界に一度足を踏み入れると、何倍ものお金がかかります。、
最初はすごい世界だなーと他人事のように思っていました。
しかし、親子でのめりこんでいくと感覚がマヒしてきます。
選手クラスのレッスン料は地域によって差はありますが月額3~5万円くらい。
大手名門クラブや有名コーチの冠が入ったクラブはさらに高いと聞きます。
さらに、プライベートレッスンが加わってきます。
大会エントリー費5000円が安く思えてくるようになっていきます。
欠場も平気になっていきます。
5000円をドブにすてているようなもんです。
大会会場によっては高速で往復200km。
高速料金だけで3つくらい大会にエントリーできます。
ではなぜわざわざ遠い会場の大会に出るのか?
エントリー数が少なく、ポイントが獲得しやすいからです。
さらにクラブでの合宿や遠征。
遠い会場での宿泊費。
海外遠征などなど。
かけようと思えばいくらでもお金がかけられるのがジュニア競技テニス。
この前、1年間でかかっている費用を計算したらぞっとしました。
5年間分だと高級車が買えます。
でもレゴはまだかかってない方かかもしれません。
強ければ強いほどお金がかかると言われているジュニアテニス。
一般サラリーマン家庭には厳しい。
周りを見渡してみると、医者や自営業の方も結構いらっしゃいます。
株のトレーダーという方もいました。
逆に一番コスパがいいのは親がテニスのコーチ。
強くならないわけがないのですが、これはこれでいろんな衝突もあるようです。
テニスをやっていなければ、塾や他の習い事にお金をかけていたかもしれません。
中学受験もものすごいお金が飛んでいきます。
最近、子供に課金するという言い方があったりします。
私はこの言葉が大嫌いです。
子供の人生はゲームじゃない。
やり直しもききません。
今のゲームは課金すればするほど強くなるようにできています。
でも子供ってそうじゃない。
テニスってそうじゃない。
だから一緒に笑ったり、泣いたりできるわけです。
親として、この経験はかけがえのないもの。
大人になって夢なんて追いかけることがなくなってしまったけど、テニスを通じてレゴの夢を一緒に追いかけることができる。
これは
priceless
#終了まで11日
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