レゴは県ジュニアに向けて毎日練習に励んでいます。
土日は草トーと外部のマッチ練習会でそれなりに試合数をこなしています。
でも調子が全然上がりません・・・
逆にどんどん下がっていっているかも?⤵
格上の子と試合するときはそれなりに善戦します。
でも同格やちょっと下の子との試合は見事なくらいあっさり負けるようになりました。
気持ちが入っていないことが表情からわかります。
強い子との試合は気合が入っているような感じはします。
相手に引っ張られているだけかもしれません。
まあ、どっちにしても負けるんですけどね。
勝ち負けが問題ではありません。
試合に望む姿勢に問題ありです。
まったく試合を楽しめていない。
集中できていない。
どこか不安そうに試合をしています。
怪我から復帰して以来ずっとこんな調子が続いています。
県ジュニアも近いのでプレッシャーがあるのかもしれません。
怪我して復帰して思ったようにテニスができていなかったので余計にプレッシャーがあるのかなと思ったり。
もう練習ではしっかりできています。
こちらから見ている限りは、ショットも動きも戻りました。
怪我する前よりも成長しているところもあります。
でも試合は別物。
そんな不安を抱えたままダブルスのマッチ練習会に参加しました。
ペアを組んでいる4年生のN君と初めての外部ペアとの試合です。
県ジュニアが近いということもあり、県上位のペアも出てきています。
レゴがこんな状態なのでN君に迷惑をかけないかだけが心配でした。
初戦は同県の格上ペア。
レゴの調子という以前にダブルスとしてうまく機能していません。
一緒に練習はしているものの、最初の試合なので仕方がないです。
0-4まで一気に取られました。
ここから2人のスイッチが入ります。
強力なメンタルの持ち主のN君がボールを拾いまくります。
レゴもそれに引っ張られるように拾います。
この2人は所属クラブで足の速さは小学生でワンツーコンビであり、コートカバーリング力は広いです。
ダブルスになると相当な範囲をカバーします。
ボールを拾っていく中でお互いのテリトリーを認識しあうようになっていきました。
ショットの攻めと守りの役割分担も出来きるようになってきています。
試合をしていく中でダブルスが形になってきています。
そして何よりもレゴがシングルスの時とは別人のようなテニスをしていたことに驚きました。
顔つきが戦闘モードになり、ショットの精度とスピードが明らかに良くなっています。
攻撃的なショットも随所に見られました。
ポイントを取った時は嬉しそうにN君とタッチ😁
あきらかに別人
というか怪我の前のレゴに戻ったんです。
私はホッとしました。
この試合は0-4から6ゲーム連取して6-4で勝利。
この日は6試合して4勝2敗。
ほとんどがシングルスでは勝ったことのない相手だったので2人は自信がつきました👍
試合後、何人かの相手の親御さんから「あんなに拾われたらどこに打っていいかわからなくなりますよ」とお褒めの言葉?も頂戴しました😀
私も観ていて、シングルスにはないダブルスの楽しさを実感できました。
N君の親御さんと一緒に応援できるのもいいですね😄
そしてシングルスでは勝てない相手でも、ダブルスだと連携と戦略で勝ててしまうことには驚きでした。
試合後の車の中
レゴ「ダブルスは楽しい!」
パパ「どういうところが楽しかったの?」
レゴ「2人で戦略を考えながらできるし、つらい時も励ましあえるし、ポイント取ったりゲーム取ったりしたら喜び合えるし」
パパ「シングルスの時と違ってしっかりいいショット打ててたよ。ミスも少なかったし、サーブの成功率も高かったよ。気持ち的に何か違ったの?」
レゴ「俺の方がNよりも学年1つ上じゃん。早生まれだからテニスの年齢では一緒だけどさ。でも年上だし。だから俺がしっかりプレイしないといけないと思ったんだ」
なるほど
「俺の方が年上だから」という意識が安定したプレイを生み出したのね。
家でも妹の兄という立場があるからこそかもしれないです👦
この意識はすごく新鮮でした。
やっぱりお兄ちゃんなんだなーと思いました。
パパ「シングルスはどんな気持ちで試合しているの?」
レゴ「寂しい・・・」
私は本音が出たなと思いました。
パパ「どうして寂しいと思うの?」
レゴ「・・・わからないけど試合やってるとどんどん寂しい気持ちになる」
パパ「それは勝ってる時も?」
レゴ「うん」
これ以上の追及はやめました。
レゴもどうしてそう思うのかわからないでしょう。
そのような気持ちになるのは初めてなんじゃないかなあ。
少なくとも私は初めて聞く言葉でした。
テニスはつくづく孤独なスポーツなのだと思いました。
やっぱり怪我で1カ月以上テニスから離れたことが大きいのかな。
でもそれだけではない気がします。
色々なことが重なっていった結果なのだと思います。
寂しさをどのように乗り越えていくか
レゴにとって初めての大きな壁かもしれません。
年齢的にも色々と考えるようになる時期でもあります。
一筋縄ではいかないかもしれません。
レゴと一緒に考え、乗り越えていきたいと思います。
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