野球脳パパのテニス雑記帳

素人目線でテニスについて思ったことを書いています。ジュニアテニスでお困りの時は記事検索してみてください。

ウィンブルドンジュニア優勝の望月選手について調べてみた

16歳でウィンブルドンのジュニア大会で優勝した望月慎太郎君。

すごい逸材が出てきました。

 

www.nikkei.com

 

全仏ジュニアでもベスト4入りして話題にはなっていました。

ウィンブルドンジュニアで優勝して大注目となりました。

 

13歳で盛田ファンドの支援を受けてIMGテニスアカデミーに留学。

まさに錦織選手と同じ道を歩んでいることでも大きな話題になっています。

 

望月君がまだ日本にいた小学生の時はどんな選手だったのか気になりちょっと調べてみました。

 

小学5年生で全小ベスト4

所属クラブは神奈川のTeamYUKA。

レゴも同じ関東なのでこのクラブの選手と対戦したことがあります。

強い選手が多いです。

 

やはりすごい成績を残しています。

全国小学生大会では小学5年生でベスト4。

唯一の小5 望月慎太郎が健闘 - テニス365 | tennis365.net

 

小学6年生の時は、全国選抜、全国小学生、全国ジュニアはすべてベスト8でした。

修造さんがテレビで語っていたところによると、小5の全小でベスト4に入り、小6はそれがプレッシャーになってすべてベスト8止まり。

そこで挫折を味わい、それをプラスに変えていったそうです。

 

お兄さんも強すぎ

望月慎太郎君のお兄さんもジュニアテニス選手です。

望月滉太郎君(荏原SSC 湘南工科大附属高校)。

やはり小学生の頃から全国常連で素晴らしい成績を残しています。

 

今年の関東ジュニアでは第1シードでした。

関東ジュニアランキング1位です。

しかし、残念ながら1R敗退。

全仏のベスト4や関東ジュニアの時にウィンブルドンで勝ち進む慎太郎君がニュースになっていて、お兄さんへの注目度が高ったです。

お兄さんの1R敗退は会場で大きな話題になっていました。

インターハイで頑張ってほしいです。

 

過去の関東ジュニアの記録を見ていたらおもしろいことを発見。

(おそらく)お兄さんが小6、慎太郎君が小5の時に、関東ジュニアの1Rで戦っていました。

結果は弟の慎太郎君の勝利。

さらに兄弟でダブルスを組んでいて、関東ジュニアでベスト4。

スーパーテニス兄弟ですね。

他の球技への適正も高い

望月君についてネットであれこれ調べていたら、この記事が目にとまりました。

 

sports.yahoo.co.jp

 

この記事の中でIMGで望月君のフィジカル面を見ていた中村コーチの話が紹介されていました。

中村が望月を指導しはじめた頃、真っ先に驚かされたのが、「テニス以外の球技をやった時の動き」だったという。野球やアメリカンフットボールでキャッチボールをしていても、球際に強く捕球能力が高い。しかも捕球しそこねた時には、尋常でないほど悔しがる。動体視力と“アイ&ハンドコーディネーション(視覚と手の連動性)”、そしてボールへの執着心や集中力に、球技への高い適性が発現していた。 

(中略)

そして何より重要なのは、それら種々の競技からさまざまな刺激を受けることで、“遊び感覚”を養うことにあるという。中村いわく、「“遊び感覚”とは、別の言い方をすれば、“適応能力”」。そしてそれこそが、テニスプレーヤーにとって、もっとも重要な資質の一つだ。

「テニスは毎日、必ず違う環境でのプレーを強いられます」と中村は言う。会場やコートが変われば、ボールのバウンドや速度も異なってくる。試合開始時間も読めなければ、天候もまちまちだ。さらには、どんなに理想的なフォームを固めても、望む打点で打てることなど1試合の中で数えるほどしかない。だからこそ、多様性に富んだ体の使い方や感性……すなわち「遊び感覚」が求められ、その点において望月は秀でているという。

 

どの球技にも対応できる適応能力の高さ。

これはテニスに限らずどのスポーツにおいても重要な要素だと思います。

私が長年やってきた野球も同じで、優れた選手はどんな球技もさらりとこなしてしまいます。

先日レゴが出場した公認大会に、全国小学生大会に出場している子がいました。

待ち時間にバスケットをやっていたのですが、やはりとても上手でした。

おそらくボールの処理能力が優れていて、それをどの球技にも応用できるのだと思います。

 

レゴの所属クラブでは、練習にフットサルやドッヂボールをたまに取り入れています。 

コーチに意図を尋ねたことはありませんが、もしかしたらこの記事と同じようなことを考えているのかも・・・

と思いた(笑)

 

テニスIQの高いプレースタイル

望月君の試合はYoutubeで何試合か見ました。

多彩なショットを打つなーという印象。

ネットにも積極的に出てボレーします。

そして一番私の目を惹いたのがバックハンドの上手さです。

この辺りは錦織選手を彷彿とさせます。

 

先ほどの記事の中に望月君のプレースタイルについてこのように紹介されていました。

時に相手の攻撃を粘り強く凌ぎ、守りながらも配球や球種でジリジリと形勢を逆転しながら、最後は一気に仕掛けてボレーやスマッシュを叩き込む

「テニスIQの高い」プレースタイルと書かれています。

 

私もYoutubeの試合を見ていて、戦略的なプレーをするなあと思いました。

錦織選手が直感的にショットを選択するタイプなのに対し、望月君は戦略的に熟考しながらショットを選択するタイプなのかなと、素人ながらに思いました。

 

 

8月最終週からUSオープンが始まります。

錦織選手や大坂選手など日本人のプロ選手の活躍が気になりますが、ジュニアの望月選手の活躍も楽しみですね♪