野球脳パパのテニス雑記帳

素人目線でテニスについて思ったことを書いています。ジュニアテニスでお困りの時は記事検索してみてください。

ジョコビッチの涙で終わったUSオープン

USオープンが終わりました。

 

女子では、十代対決を制した18歳のラドゥカヌが優勝。

予選から10試合全てストレート勝ちと偉業を達成。

フェルナンデスも大坂なおみなど強シードを次々に倒してのランナーアップも素晴らしかったです。

 

女子はセリーナ時代から次の時代へ変わっている最中ですが、まだ絶対的女王がいません。

大坂なおみが女王に一番近いのかもしれませんが、最近はメンタル面での不安材料が多いです。

これからも有力な若い選手がどんどん出てきそうな予感がします。

 

 

男子は、ジョコビッチの年間グランドスラムを阻んでメドベージェフが優勝しました。

メドベージェフは強かったけど、ジョコの動きが少し悪かったように思います。

メドベージェフはいつも通りの実力を発揮し、ジョコはそれができなかった差なのかなという感想です。

錦織、ブルックズビー、ベレッティーニ、ズベレフとスコア以上にタフな試合をやっていたんですよね。

最後のとどめはメドでしたが、総がかりでジョコを倒し、記録を阻止したんじゃないかと思っています。

 

それにしてもメドの軟式打ちのようなフォーム、本当に独特です。

以前、修造さんが解説の時に、ジュニアはメドの打ち方は真似しない方がいいとコメントしていました。

 

そしてジョコ。

泣いていました。

号泣です。

試合中に。

第3セットのチェンジコート時の休憩時。

 

第3セットは多くの観客がジョコを応援し、大声援を送っていました。

表彰式のスピーチでも「嬉しかった」「今までにない感情が沸き上がったきた」と言っていました。

この涙は悔しさだけではなかったのだと思います。

フェデラーナダルとは対照的にヒール役みたいになっていたジョコ。

やっぱり彼も温かさを持った人間なんだなと思った試合でした。

 

年間グランドスラム達成は本当に難しい。

ゴールデンスラムなんて夢のようです。

みんなに期待させてくれたジョコに感謝です。

次にチャレンジする資格を持ってUSオープンに挑む選手は誰になるのか。

 

それにしてもメドの優勝決めた瞬間に倒れてこの表情は・・・

 

 

そして車いすでは国枝選手がオリンピックに続いて優勝でした。

本当に本当にすごいなと思います。

国枝選手、おめでとうございます!