緊急事態宣言が解除され、関東でも多くのテニスクラブも再開しています。
しかし、関東公認大会などの大きな大会の開催の目途がたっていない状況です。
グレードの高い関東公認大会が相次いで中止に
夏の関東公認大会の中で最も規模が大きい毎日テニス選手権(毎トー)の開催が中止になりました。
G4Aという最もグレードの高い大会(ポイントも大きい)で、1年で5大会しかないうちのひとつです。
毎トーはジュニアだけではなく、大人やシニアの大会も開催されるので致し方ないのかなと思っていました。
しかし、コロナの影響は毎トーだけではありませんでした。
シルクカップサマー、東京ジュニアテニスサーキット、とちぎオープンといった二番目のグレードであるG4Bの大会も中止が発表されました。
さらに三番目のグレードで開催数が最も多いG4Cの大会も中止を発表するところが出てきています。
一方、要項が発表され、まだエントリー受付中の大会もあります。
正直、今後どうなるかわかりません。
関東公認大会の開催・中止の状況はsorosoroさんのブログ「そろそろいきます」でまとめられています。
どの大会が中止になっているのかがすぐにわかります。
スクスクのっぽ君がハイレベル化
関東のジュニアは一年を通して公認大会にエントリーし、試合をこなしていきます。
12歳以下、14歳以下のある程度のラインキング保持者ですと、だいたい平均で年間20~30試合の公認大会にエントリーしています。
16歳以下、18歳以下になると高校の部活があるので公認大会の出場は減っていくのですが、その分、高校の大会があるので、ほぼ1年中大会に出ていることに変わりはありません。
クラブや部活の練習は再開されつつあります。
しかし、今は公認大会と高校の大会はまったく開催されていない状況です。
でも試合は出たい。
大会の再開に備えて、コロナ休で失った試合勘を取り戻したい。
ということをみんな考えるわけです。
そうなるとどうなるのか?
みんな草トーにエントリー。
草トーの定番と言えば、スクスクのっぽ君。
スクスクのっぽくんにエントリー殺到!
スクスクのっぽ君は試合経験の少ない初心者向けなのに。
まったく初心者の大会じゃない!
ドローを見ると、結構なランキング保持者が出ていらっしゃる。
親御さんからすると、レベルや試合形式を考えると、公認大会に近いJOPの方に出したいという気持ちもあるかと思います。
私もそう思いました。
しかし、JOPも開催中心が相次いでいます。
なおさらスクスクのっぽ君に集中しているのでしょう。
Growingがすごいことに
さらにすごいのはGrowing。
Growingは3年前くらいからHEAD主催で開催されているトーナメントです。
一発勝負のトーナメント。
上位入賞者は冬に行われる全国大会への出場権が得られます。
JOPに似ています。
あるGrowingの大会のドローを見たらびっくりしました。
全国ジュニア出場経験の選手が何人も出ています。
これは関東ジュニアの大会?
と錯覚してしまいますよ。
レゴもGrowingにエントリーしてみようかなーと悩んでいる間にあっという間に定員いっぱいに。
レゴがまだ公認大会に出るようになる前に、草トーをたくさん出ていた時を思い出しました。
スクスクのっぽ君をはじめ、草トーはエントリー先着順ですからね。
募集開始したら速攻エントリー!
これが鉄則でした。
すっかり忘れてました。
クラブでの練習が再開されてひと安心と思いきや、次は試合機会の問題に直面。
ジュニア選手の保護者の悩みは続きます。